「戦闘員、派遣します！」はダークヒーローというよりギャグ漫画

「戦闘員、派遣します！」は、「月刊コミックアライブ」で連載されている異世界転移の作品です。

ライトノベルのコミカライズ作品で、ギャグ多めのバトル漫画です。

 

悪の組織、キサラギは、自分たちが征服する場所を異世界に求め、異世界へ転移する機械を使い、主人公である「戦闘員六号」をワープさせます。

そこでは剣と魔法の世界で、人間たちが魔族から国を守っているというテンプレ的な世界。

その世界を支配するために、スパイとして、兵士として潜り込み、戦闘員六号が仲間を増やしながら敵と戦う・・・というストーリーです。

悪行を重ねる主人公

本作は異世界への「転生」ではなく、「転移」であり、言ってみればワープみたいなものです。

そして、ただスパイ活動をするのではなく、悪の組織の一員として、「悪行ポイント」を重ねることを課せられます。

 

「悪行」ポイントというのは、人々が嫌がることをするとたまるポイントであり、溜まったポイントは、強力な武器など交換できる（転生前の組織から送られる）システムになっています。

「一見良い人だけど実はスパイだった」ではなく、「明らかに変な行為をする男が実はスパイだった」という、ギャップがあるんだかないんだかよくわからない設定です笑

実態は下ネタ多めのギャグマンガ

では実際に、戦闘員六号はどのような悪行を重ねているのでしょうか。

例えば、異世界の遺物を起動するための合言葉を

（出典：「戦闘員、派遣します！」）

にします。

 

こんな感じで、下ネタやセクハラ要素が多めの悪行を繰り返します。

敵対勢力とのバトルもありますが、話が終始このようなテイストなので、ギャグ多めの作品と言っていいでしょう。

「悪行ポイントを稼ぐ」といいうと、ダークファンタジーっぽい作品かと思うかもしれませんが、実際は悪行の内容が幼稚なので、ギャグ漫画として成立しています。

主人公に負けない一癖ある仲間たち

このような個性的な主人公の戦闘員六号ですが、彼の仲間たちも個性的です。

こんな感じで、戦闘員六号に負けないくらいキャラの濃い女性キャラと一緒に敵と戦う展開も楽しめます。

 

女性キャラに囲まれた展開にはなりますが、六号の性格もあって、それほどモテる様子はありません。

そこは異世界転生モノのテンプレとは少し違います。

下ネタ好きのダークヒーローが好きな人にオススメ

以上、「戦闘員、派遣します！」の紹介でした。

無双度：★★★
ハーレム度：★★★
ギャグ度：★★★★
シリアス度：★★
色気度：★★★
バトル度：★★★★
スローライフ度：★