「現実主義勇者の王国再建記」は、「コミックガルド」で連載されている、異世界転生ジャンルの物語です。
コミカライズ作品で、少し珍しい内政物の作品です。
勇者ではなく国王に任命されることに
大学生の相馬和也は、突然異世界に召喚されます。
そこでは「勇者として世界を救ってほしい」とテンプレのようなことを言われますが、その様子に違和感を持ち、国王に突っ込んだ質問をします。
そして、国の内政に改善すべきところを色々国王と話していくうちに、いきなりソーマ(異世界では「ソーマ」と呼ばれることになります)は国王として任命されてしまいます。
ということで、勇者もとい国王として召喚されたソーマの、内政ドラマが始まる・・・というストーリーです。
戦国武将の国作りのような楽しさ
まずは経済の活性化を目指し、転生前の現代社会の食料生産、を異世界でも再現できないか計画したり、才能を持つ人間を登用したりと、本格的に国の再建を目指します。
また、経済発展だけでなく、対抗勢力の排除、隣国との戦争など、争う展開もあります。
軍師的なポジションのキャラクターを登用し、対抗勢力を陥れる方策を考えるなど、国家運営の裏の部分もしっかり描いています。
内政から戦争と幅広い展開があるので、戦国時代の歴史小説が好きな人は十国楽しめるでしょう。
現代社会の知識がチート
ソーマは召喚される際に大した能力は授かりませんでしたが、現代社会の知識が一種のチートとなって、国の復興に大活躍します。
転生前は普通の大学生として描かれているソーマですが、とても普通の大学生にできないような、国家運営の知識を持っています。
(出典:「現実主義勇者の王国再建記」)
※転生直後のソーマの様子。あなた転生前に官僚でもやってましたか?
現代の知識を活用することで、大活躍するパターンはよくありますが、国の運営という点で、ここまでスケール大きく描けているのは珍しいかもしれません。
ハーレム展開もしっかり
また、異世界転生モノらしく、ハーレム展開はしっかりしています。まず、国王になった時点で王女と結婚することが決まります。
さらにそれにとどまらず、部下になる剣士や街の店のママなど、色々なキャラクターから好意を寄せられる展開になります。
また、本作では、人間族だけでなく、獣人族や精霊的なキャラなど、様々な女性キャラが登場するのも魅力です。
本格的な内政ファンタジーを楽しみたい人にオススメ
以上、「現実勇者の王国再建記」の紹介でした。
無双度:★★★
ハーレム度:★★★★
ギャグ度:★
シリアス度:★★
色気度:★★★
バトル度:★★
スローライフ度:★★
ファンタジーの世界での内政モノが好きな人にオススメ
国が復興していく展開が好きな人にオススメ
色々な女性キャラが登場する作品が好きな人にオススメ