「劣等眼の転生魔術師」は、webサイト「ジャンプ+」で連載されている、未来への転生を描いた作品です。
小説が原作のコミカライズ作品で、学園内での俺TUEEE展開が楽しめる漫画です。
かつて魔王を倒した大魔術師、アベルは、強大な力を持つために勇者から疎まれてしまいます。
そんな世界に嫌気がさしたアベルは、自分の能力の源である「琥珀眼」が受け入れられる未来を信じ、転生を図ります。
無事転生に成功したアベルは、世界の変化に驚きつつ、新しい人生を歩む・・というストーリーです。
Contents
しっかりとした無双&ハーレム展開
強力な力を持った魔法使いが未来へ転生したところ、魔法の知識が昔より退化している・・という設定で、主人公が無双する展開です。
実際気持ちよいくらいの無双ぶりで、典型的な俺TUEEE展開が楽しめる作品です。
また、転生前から慕われていた魔族のセクシーな女性や、学園の貴族の娘など、数は多くないもののモテ展開になります。
ハーレム展開もしっかりしているため、異世界転生モノとしての特徴をしっかりを押さえています。
設定としては現代人の異世界転生ではありませんが、内容的には異世界転生マンガと考えてもよいと思います。
豊富な「見返し展開」
本作の特徴は、「見返し展開」が多いことです。
本作では、瞳の色によって使える魔法の系統が決まります。アベルの「琥珀眼」は、人間離れした強力な力をもつ瞳であり、魔王討伐の際には活躍しましたが、平和になった世界では恐れられるものでした。
アベルはそれを嫌って未来へ転生したものの、未来の世界では、「琥珀眼」は逆に無能な能力として見下されるようになっていました。
(出典:「劣等眼の転生魔術師」)
※転生に成功したアベル。このあと転生後の世界の変化に驚きます。
そのため、アベルはいく先々で人々に見下され、そのたびにコテンパンにやっつけてしまいます。
このような「見返し展開」が非常に多く、序盤ではほぼすべての子どものキャラクターがアベルの餌食になっています。
他の異世界転生の作品よりも見返し展開が非常に多く、それが好きな人には特に楽しめる作品です。
絵柄がキレイ(個人的な感想です)
非常に個人的な印象ですが、絵柄がキレイなのも本作の特徴です。
背景の書き込みや、デッサン力があるというわけではないのですが、絵がキレイでキャラクターが魅力的に描かれています。
設定や展開が非常に似ている作品として、「失格紋の最強賢者」があります。
こちらも参考にしてください。
「失格紋の最強賢者」は魔法を使った本格バトル&育成漫画
「失格紋~」の方が先に始まった作品で、人気や知名度もあると思うのですが、個人的には絵柄は本作の方が好きです。
ちなみに、どちらの方が優れているとかそういうわけではなく、「失格紋~」が好きな人は本作も楽しめると思います。
見返し展開が好きな人にオススメ
以上、「劣等紋の転生魔術師」の紹介でした。
無双度:★★★★★
ハーレム度:★★★
ギャグ度:★★★
シリアス度:★
色気度:★★★
バトル度:★★★
スローライフ度:★★
典型的な俺TUEEE&ハーレムを堪能したい人にオススメ
見下してくるキャラの鼻を明かす展開が好きな人にオススメ
失格紋の転生魔術師の設定が好きな人にオススメ