「異世界転生騒動記」は、「アルファポリス」で連載されている異世界転生マンガです。
一人の人間に三人の魂が入っているという、特殊な異世界転生の設定が楽しい作品です。
貴族の生まれである少年のバルドは、原因不明の高熱にうなされ続けた時、自分に二人の人間の魂が入りこんでいることに気づきます。
一人は上杉家に仕えた戦国武将、もう一人は現代日本に生きていたオタクの学生です。
高熱から目覚めたバルドは、二人の人格の影響を受けて活躍する・・というストーリーです。
Contents
新しいタイプの転生パターン
異世界転生マンガの多くは、誰でも小説を発表できるwebサイト「小説家になろう」での作品がベースとなっていることが多いです。
そのため色々な人が色んな作品を発表しており、それぞれに趣向を凝らした作品を楽しむことができます。
その中でも本作は、
・異世界の少年に、転生してきた別の人格が入り込む
・それも二人
・結果3人分の人格が存在する
という、他では見られないような凝り方をしているところが面白いでしょう。
珍しい設定の異世界転生マンガを読みたい人は、この点だけでも本作を読む価値があると思います。
異世界転生マンガの要素がこれでもかと詰まっている
本作の主人公・バルドは、蓄財に力を注いでいた戦国武将の影響を受け、砂糖の生産を始めて財をなし、オタク気質の学生の影響を受け、ケモ耳の美少女と懇意にし、彼女から慕われるようになります。
また、バトル展開では、戦国武将の力を受け、もともとの能力では到底かなわないような相手を圧倒します。
このように、転生してきた二人の魂の影響を受け、異世界転生の魅力をこれでもかというほど味わうことができます。
さらに、まだ学生の年齢であるバルドは、父の計らいで学園に入学し、そこで大活躍するなどの楽しみも味わうことができます。
最恐の母による恐ろしいまでの溺愛
また、本作の特徴としては「女性が強い」ことにあります。
幼いころからバルドに仕えているメイドは彼のことを慕っており、同じように彼に惚れているケモ耳っ娘と対立します。
また、学園に入学した後も貴族である優秀な娘に見初められ、モテモテ展開になりますが、当然他の二人とはギクシャクします。
色んな美少女からモテるバルドですが、彼女たちは誰もが強さを持っています。
そして、本作で最強なのがバルドの母親です。
かつて最強の戦士としてその名をとどろかせるような力の持ち主で、バルドに鬼のような稽古をつけたり、彼を脅かすものを徹底的に排除します。
(出典:「異世界転生騒動記」)
タイトルの異世界転生『騒動』記とあるように、騒動を起こす主要キャラの一人となっており、母親によるドタバタ劇も本作の魅力です。
転生の設定が面白い作品を読みたい人にオススメ
以上、「異世界転生騒動記」の紹介でした。
無双度:★★★
ハーレム度:★★★★
ギャグ度:★★★★
シリアス度:★★★
色気度:★★
バトル度:★★★
スローライフ度:★★★
蓄財・バトル・学園などの色々な要素を楽しみたい人にオススメ
強い母キャラを読みたい人にオススメ
ハーレム展開が好きな人にオススメ