「暴食のベルセルク~俺だけレベルという概念を突破する~」は、webサイト「コミックライド」で連載されている異世界ファンタジーマンガです。
ラノベのコミカライズ作品で、主人公による無双展開が楽しめる作品です。
都市の門番をしている主人公のフェイトは、「暴食」というお腹がすくだけのスキルを所持しており、なんの能力も人間として周りからバカにされていました。
しかし、ふとしたことから悪党の命を奪うことになり、その時に大幅な能力の上昇が起きて・・というストーリーです。
役立たずスキルと思いきや実はチート能力持ち
本作は、ただお腹が減るだけでなんの能力もないスキルと思われていたものが、相手の命を奪い、魂を喰らうことで能力が大幅に上がるというチートスキルだった・・という展開から始まります。
パッと見使えないスキル持ちのために周りからバカにされた主人公が、あとからチートな能力を開眼するという展開は、異世界マンガにはよく見られるものです。
このパターンの場合は、見下されていた相手を簡単に見返すことができるため、人気の設定です。
本作でも、最初は冴えない青年だったフェイトが、すぐに強力な力で無双することになります。
「リスクを背負って無双」タイプ
そんな主人公ですが、能力に目覚めた後、街の武器屋で魔剣と出会います。
強力な力を持つ剣ですが、命を奪って魂を吸わないと、飢餓状態になり無差別に人を殺してしまうというリスクも背負います。
とても危険な武器ですが、これまで弱いために虐げられてきたフェイトや、強くなることを求めてそのリスクを背負います。
相手はモンスターや悪党なので、善人を殺すというダークな展開にはなりませんが、自分のために命を奪うというダークヒーロー的な一面もあります。
予想に反してヒロインとはくっつかない
本作のヒロインは、貴族のお嬢様で、戦闘能力もありながら優しい性格で、周りから慕われています。
(出典:「暴食のベルセルク~俺だけレベルという概念を突破する~」)
※キラキラしたヒロインのロキシー
しかし、主人公が冴えない時から彼のことを気にかけていました。
そんなヒロインから慕われている主人公は、自分も彼女の力になりたいを思いますが、命を奪い続けないといけないという枷を背負った主人公は、表舞台の中を生きる貴族の娘とは一緒には入れらないと判断します。
異世界マンガの王道展開のように、ヒロインと簡単に両思いになってラブラブ状態になるか・・と思いきや、意外とシビアな展開になるところが新鮮です。
表舞台を生きるヒロインと、闇の中で生活していくことを選んだ主人公が、今後交わることがあるのかどうかの展開が気にさせられます。
「リスクつき無双」タイプの作品が好きな人にオススメ
以上、「暴食のベルセルク~俺だけレベルという概念を突破する~」の紹介でした。
無双度:★★★★
ハーレム度:★★
ギャグ度:★★★
シリアス度:★★★★
色気度:★★
バトル度:★★★★
スローライフ度:★★
「雑魚スキルのはずが実は最強」展開が好きな人にオススメ
ダークヒーロー的な作品が好きな人にオススメ
ヒロインと素直に両想いになれない展開が好きな人にオススメ