絵が綺麗な異世界漫画の注目作品5選を紹介！

漫画の魅力を決める大きな要素のひとつは、やはり画力です。

絵が上手かったり、魅力的に描かれたキャラがいると、それだけで人気が出たりします。

 

そこで今回は、毎日365日異世界漫画を読んでいる私が、絵が綺麗な異世界漫画のオススメの作品をまとめました。

絵のタッチが好き嫌いは個人差があるので、厳密には個人差があると思いますが、比較的誰が見ても「絵が綺麗」と思われる作品を集めたつもりです。

月が導く異世界道中

黒髪美女をはじめ、美形キャラが目白押し！

学校では目立たないキャラの主人公が、異世界に転生させられた挙げ句、女神から見捨てられてしまうという不遇な展開から始まる作品です。

その後、他の神からチート能力を授かり、一気に作中最強の力を手に入れるという無双展開が楽しめます。

 

そんな本作ですが、やはり絵の綺麗さが印象的です。

作画担当の木野コトラさんは、ゲームキャラクターのデザインをされていることが多いようです。

特に美形キャラの描写が綺麗で、本作は主人公以外の人間はほとんどの美男美女で、ヒロインたちが和装なところも、他の作品とは違い新鮮です。

 

特に、黒髪ショートのヒロイン・澪が個人的に好きです。

（出典：「月が導く異世界道中」）

人間キャラはどのキャラも美形ですが、特に黒髪キャラを美しく描くのが上手く、このタイプのキャラの魅力度がかなり高いと思います。

 

このように、無双やハーレムなど、比較的スタンドードなストーリー展開ですが、それを彩る美形のキャラたちが魅力の作品です。

 

召喚された賢者は異世界を往く～最強なのは不要在庫のアイテムでした～

リアル系のデッサンで色んな美女が楽しめる

ネットゲームの最上級プレイヤーとして活躍していた主人公が、そのゲームの世界に転移してしまう展開の作品です。

主人公のメインジョブは本題バーサーカーですが、転生する時はサブアカウントの賢者キャラの方で転生してしまうところがなかなか不運です。

そのため、転生直後は弱いキャラ認定され、召喚した王国からは離れます。

本来の強さは発揮できないスタートですが、魔法の力や、溜め込んでいたアイテムボックスの道具で無双する展開が楽しめます。

 

本作は、無双だけでなくハーレムもしっかり堪能できるので、比較的スタンダードなストーリー展開ですが、絵が他の作品よりもリアルな感じで綺麗に描かれているのが魅力です。

爽やかなイケメンキャラや、可愛らしいお姫様、スタイル抜群の獣っ娘など、いろいろなキャラが綺麗に書分けられており、絵柄を堪能するためだけでも読む価値があると思います。

（出典：「召喚された賢者は異世界を往く～最強なのは不要在庫のアイテムでした～」）

 

また、話数が進むと、ギャグパートでデフォルメされた表情も見られるようになり、かき分けの幅が広がります。

 

邪剣さんはすぐブレる

西洋画のような美形キャラが繰り広げる馬鹿馬鹿しい笑い

ファンタジー世界で平穏に暮らす兄ルカスと妹のモニカは、ひょんなことがきっかけで、怪しげな剣を見つけます。

それは、自我を持って関西弁を操り、強力な力を持つ謎の剣で・・という展開です。

 

本作は、自由奔放な妹と、謎の剣が繰り広げるドタバタに兄が巻き込まれるという、ファンタジー世界を舞台にしたギャグマンガです。

ボケ役の妹＆邪剣と、ツッコミ役の兄の掛け合いをメインにしつつ、次々と色んなキャラクターが現れてはルカスを困らせます。

 

そんな本作ですが、ギャグマンガではオーバースペックと思われるほど絵が綺麗なのが特徴的です。

（出典：「邪剣さんはブレない」）

※妹のモニカ。かわいい顔をして毒を吐いたり問題行動を起こす。

 

本作の掲載サイト「裏サンデー」で「しのびがたき」の連載をしていた飛田ニキイチが作者で、西洋画のような美しいデッサンが特徴的です。

見た目が整った美しいキャラクターたちが、バカバカしい言動をするギャップがまた、本作のコミカルさを助長しているような気がします。

ギャグマンガとしてもレベルが高く、それだけでもおもしろい作品ですが、画力の無駄使いぶりを楽しめるという面でもオススメの作品です。

 

ポンコツ女神の異世界創世録

美しくてチート存在なのに、煩悩にまみれたポンコツ女神が人類を振り回す

地球に似た惑星に降り立った、煩悩ばかりのポンコツな女神が、主人公の作品です。

人類の発展や、将来現れる勇者を導く立場として、惑星に降り立った女神のアルテシアですが、ひょんなことから特定の人種に肩入れしてしまい、人類の発展を狂わせてしまいます。

そんなポンコツな女神と、彼女に振り回される人類が織りなす人間ドラマや、民族同士の争いなどが楽しめる作品です。

 

主人公は残念な女神なのですが、絵のタッチがとても綺麗＆スタイル抜群に描かれており、魅力的なキャラクターになっています。

リアル寄りではなく、適度にマンガ的にデフォルメされており、綺麗なタッチだと思います。

（出典：「ポンコツ女神の異世界創世録」）

 

アルテシアの他にも、女性キャラが美人でセクシーに、男性キャラもムキムキだったり爽やかなイケメンに描かれているので、キャラクターを見るだけでも読み応えがある作品です。

 

ストーリーも一風変わっており、一応異世界漫画の定番キャラである、女神と勇者を軸にしているのですが、最初は女神と原始人の関わりだけが描かれ、ファンタジーらしさは一切ありません。

しかし、次第に思わぬ形で魔法が登場したり、「女神が勇者に剣を与える」という定番シーンが現れます。

セクシーなポンコツ女神を見ているつもりが、いつの間にかファンタジー世界観が出てくるストーリー展開も読みごたえがあります。

 

冒険についてこないでお母さん

 美しくて強くて邪竜なお母さんが綺麗に描かれる

冒険者に憧れる少年が主人公ですが、美しくてチートな強さをもつ過保護な母親に振り回される展開が面白い、ギャグ多めの作品です。

 

「若くて美人な母親とその愛情に困る息子」というパターンの作品は、異世界漫画に限らずたまに見られる設定です。

しかし本作では、母親・カルマアビスは最強の邪竜が変化した姿であり、その強さが飛び抜けています。

息子に「独り立ちする」と言われたショックで、エネルギー波で星を破壊したり、息子を傷つけたモンスターにキレて森ごと燃やしつくすなど、その破天荒ぶりがぶっ飛んでいて笑えます。

 

そしてそんなぶっ飛んだ母親が、綺麗な絵のタッチで、若さや美しさが魅力的に描かれているというところも本作の見どころです。

（出典：「冒険についてこないでお母さん」）

 

登場キャラは母親だけではなく、スタイル抜群なショートヘアのエルフのお姉さんや、獣耳が特徴的な美少女、褐色肌の美女剣士など、主人公の周りにはいろいろな美しく可愛らしい女性キャラが登場します。

綺麗なタッチで描かれた、色々な魅力的なキャラもまた本作の魅力です。

 

気になった作画担当の他作品もオススメ

絵が綺麗な異世界漫画の、オススメ作品を紹介してきました。

綺麗な絵を描く作画担当は、他にも作品があることが多いです。

 

今回紹介した作品や、他の作品でも好きなタッチの作画担当が見つかれば、その人の他の作品も探してみると良いでしょう。

また、漫画の紹介文の中で「作画担当は、○○（作品名）の～」など表記されることもあるので、それを参考にしてみるのもいいでしょう。