「世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する」は、「ヤングエースＵＰ」で連載されている異世界転生マンガです。
バトル、育成要素多めの作品です。
現世では暗殺者としての英才教育を受け、世界最高の暗殺者としての力を手にした男が、異世界に転生することになります。
転生した世界では、女神から「勇者を暗殺してほしい」という依頼を受け、そのための力を自ら選び、第二の人生を歩むことになります。
二度目の人生では、暗殺を家業とする貴族に、ここでも暗殺のエリート教育を受けることになります。
暗殺者としてこれ以上ない素質と環境をもつ男が、暗殺をいかに成し遂げるかというストーリーです。
Contents
異世界転生モノには珍しく、目的が明確な主人公
多くの異世界転生マンガは、初めから主人公の生きる目的がはっきりしている例は少ないです。
なんとなく、冒険者としてモンスターを倒したい、ハーレムを築きたい、穏やかな生活をしたい・・という動機で動き始め、色々な事件に巻き込まれていくようなパターンが多いです。
それに対して、本作では、最初から明確に「勇者を倒す」という目的が与えられているのが特徴でしょう。
さらに、その目標が「勇者を倒す」というもので、かなりチートな相手です。
自分がチートならまだしも、相手がチートというのも珍しい設定で、そんなチートな相手に、暗殺者の男がどのように成長し、力を蓄えるのかが気になる作品です。
バトル以外の要素充実
設定的には硬派な印象があり、ゴテゴテのバトル展開が多めの作品かと思いきや、そうではありません。
子どものころから、まだ弱いところからの成長も描かれており、育成要素も多い展開になっています。
（出典「世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する」）
※小さなころから暗殺や、自分の家系など、様々な知識を吸収します。
自分の仲間になるような女の子キャラも加わり、自分に惚れている展開にもなるため、その辺は意外と、異世界転生モノらしくハーレム的な要素があります。
いきなり最強バトルが始まるのではなく、育成やハーレム展開を楽しみながら、だんだんと核心に近づいていくような印象があります。
うさん臭い女神によるストーリー展開が楽しみ
また、本作の特徴は、女神がうさん臭いところです。
大体異世界転生での神様のポジションは、正確に特徴がなく、主人公に力を授けて終わるパターンが多いものです。
少し変わったところでは、ギャグ要素多めで主人公に変な力を与えるなどがあるくらいで、善人キャラが普通です。
それに対して本作で力を与える女神は、腹に一物抱えていそうな雰囲気のあるキャラになっているところが特徴的です。
男の最初の目的は勇者暗殺になっていますが、今後の展開によってはそれが覆るような予感も感じさせる雰囲気になっており、物語の山場でどのような展開になるのか、非常に楽しみな作品です。
チートｖｓチートの展開を読んでみたい人にオススメ
以上、「世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する」の紹介でした。
無双度：★★★
ハーレム度：★★★
ギャグ度：★
シリアス度：★★★
色気度：★★
バトル度：★★★
スローライフ度：★
暗殺者、アサシンが主人公の作品が好きな人にオススメ
大きな目標に向かってだんだんと成長していくストーリーが好きな人にオススメ
