「暗殺者である俺のステータスが勇者よりも明らかに強いのだが 」は、コミックガルドで連載されている異世界転生マンガです。
ラノベ小説のコミカライズ作品で、バトル展開が多いマンガです。
高校2年生の織田晶は、ある日クラスごと異世界召喚されてしまいます。
剣と魔法の世界で、それぞれに職業が与えられて魔王を倒す・・というテンプレ的な展開に密かに喜ぶ晶でしたが、自分のステータスが他のクラスメイトよりも明らかに高いことに驚きます。
自分は「暗殺者」という職業にも関わらず、勇者として選ばれたクラスメイトよりもはるかに高いステータスに怪しさを感じ、密かにクラスメイトたちから抜け出すことに成功したが、密かに見かけた国王や王女の怪しい様子に気づき・・というストーリーです。
「クラス丸ごと召喚」の中では少し異色の設定
本作は、クラス丸ごと異世界に転移するというパターンです。
クラスで異世界転生する場合は、大体転生前のスクールカーストがそのまま異世界で与えられるスキルや職業に直結します。
そして、主人公はもともとクラスからは浮いた存在か、カーストの下位で、不遇な能力を与えられ、はじき出されて一人で行動するも、すぐにチート無双するという展開になります。
本作では、晶はクラスからは浮いた存在ではありましたが、クラスメイトよりも抜群に高い能力を与えられているのが面白いところです。
(出典:「暗殺者である俺のステータスが勇者よりも明らかに強いのだが 」)
自分の能力の異常さに気づいた晶は、あまり自分の存在に注目されないように動きます。
一応クラスメイトたちとダンジョン攻略に臨みますが、さりげなく彼らとは違う次元の活躍をします。
クラスごと異世界に転移する展開としては少し珍しい設定ですが、他のクラスメイトを完全に置き去りにする無双ぶりは、異世界マンガの王道をしっかり押さえているので、安心して楽しめます。
うさん臭さ満点の国王たち
そして本作の大きな特徴が、召喚した国王たちのうさん臭さです。
晶たちが召喚されたの間には、監視カメラのようなものがあり、クラスメイトそれぞれのステータスを確認させます。
そして、クラスメイト達を利用するかのような発言をしているのを晶だけが聞いてしまいます。
その後も、王女がクラスメイトの勇者に呪いのようなものをかける様子があり、かなりのうさん臭さがあります。
クラスメイト達は怪しい国王たちに促されるままに魔王を倒すたびに出ますが、晶は彼らと決別し、こっそり抜け出して旅を始めます。
クラスメイト達の動きと、晶の旅の2つの視点から物語が進むような展開になり、だんだんと異世界の真実がわかるような展開になると思います。
孤高のヒーローが好きな人にオススメ
以上、「暗殺者である俺のステータスが勇者よりも明らかに強いのだが 」の紹介でした。
無双度:★★★★
ハーレム度:★★
ギャグ度:★
シリアス度:★★★★
色気度:★★
バトル度:★★★★
スローライフ度:★
スクールカーストが嫌いで、隠れて無双する主人公が好きな人にオススメ
国王や王女が敵に回る展開が好きな人にオススメ
だんだんと謎や伏線が解けていく展開が好きな人にオススメ