「帰ってきた元勇者」は、「マンガボックス」で掲載されている異世界転生マンガです。
なろう系小説のコミカライズ作品で、一度世界を救った勇者がもう一度転生するという展開が面白い作品です。
異世界召喚された青年・ハルトは、その世界で勇者として魔王を倒すも、その後の権力争いのいざこざで、もとの現世へ強制送還されてしまいます。
しかし、無双の力を手に入れた世界で、ハーレムを築きたいハルトは、執念で自ら異世界へ転移することに成功し、再び異世界に戻ります。
しかし、再びこれた異世界は、見知った国がなく、文字も微妙に違い、そして自分以外の勇者がいることを知り・・というストーリーです。
異世界とはいえ世の中そんなに甘くない
本作は、一度無双の力を手に入れた主人公が、もう一度異世界に転生するというパターンです。
その目的がハーレムづくりという煩悩一直線なもので、ライトな感触でギャグマンガ的なテイストが強めの作品です。
そのまま無双&ハーレムが堪能できると思いきや、自分以外の勇者の存在や、自分の知らない国の存在など、思うようにはいかないという展開が楽しめます。
(出典:「帰ってきた元勇者」)
※彼は本当に元の世界に戻ってこれたのか・・?
でもちゃんと無双&ハーレム
そのような感じで雲行きが怪しいスタートですが、無双するチャンスはすぐに訪れます。
ピンチのところを救ってあげた美少女・シャロンと行動をともにするようになり、魔族の美少女・ローリエを従わせるなど、美少女たちからモテます。
主人公のハルトは煩悩の塊なので、キャラ的にはモテないキャラですが、そこは意外と素直にモテていきます。
本作の主人公は、正義感が強かったり、最近流行りがちなリアリストやネガティブというキャラではなく、モテてハーレムを作りたいという気持ちが強いキャラです。
そんなキャラが煩悩を出しながら無双してハーレムできるので、他の同様の作品よりも素直に入り込めるかもしれません。
お色気展開はほどほど
このように、わりとモテるキャラなので、お色気的なシチュエーションもありますが、青年向けマンガではないので、邪魔が入る展開になります。
絵のタッチも少年漫画的な感じなので、本格的なお色気よりも王道の無双&ハーレムを期待するとよいでしょう。
煩悩全開の主人公が好きな人にオススメ
以上、「帰ってきた元勇者」の紹介でした。
無双度:★★★★
ハーレム度:★★★★
ギャグ度:★★★★
シリアス度:★★
色気度:★★★
バトル度:★★★
スローライフ度:★★
2回転生するという設定が好きな人にオススメ
素直な無双&ハーレムが好きな人にオススメ