悪役令嬢が作中最強の力で無双してしまう・・という強烈な展開が楽しめます。
「悪役令嬢レベル99~私は裏ボスですが魔王ではありません~」は、「Comic Walker」で掲載されている異世界漫画です。
悪役令嬢モノに、無双やバトル要素が掛け合わさった珍しい作品です。
レベルアップの喜びを覚えてしまう令嬢
乙女ゲームの悪役令嬢・ユミエラに転生した主人公は、自分に待っている破滅ルート避けるため、主要キャラ達の関わりを避けることを狙います。
そして、転生前はゲームのRPG要素が好きだったため、学園に入学する前に、モンスター狩りにはまってしまい、自らのレベルをアップすることに勤しんでしまいます。
その結果、自分の運命を握る主要キャラ達とともに過ごす学園に入学した早々、自らのあまりの強さに、関わりを避けるどころか目立ちしてしまい・・という展開が楽しめます。
このように、本作は悪役令嬢モノの設定が下地になっていますが、バトルや無双展開が多めの作品で、男子でも楽しめる作りになっています。
また、最強の力を隠したいんだけど、ついつい失敗して無双する・・というお約束の無双パターンも堪能できます。
(出典:「悪役令嬢レベル99~私は裏ボスですが魔王ではありません~」)
※絡んでくるクラスメイトを瞬殺するユミエラ
そのため、少女マンガよりは少年マンガ的な要素が強いといえるでしょう。
孤高の主人公は学園で変わっていくのか
また、本作で特徴的なのが、主人公と彼女を取り巻く人間関係です。
ユミエラは、幼少期は親から放置され、学園に入ったあともレベル99という異常な強さを疑われ、不正をしたと扱われます。
さらに、その実力が本物だとわかると、魔族を連想させる黒髪から、「魔王の再来ではないか」と恐れられます。
このような環境のため、心を許す友人や、慕ってくれる恋人はおろか、自分を受け入れてくれる家族などが一切ないまま育ちます。
もっとも、ユミエラ自身は特にこの状況には悩んではおらず、平然としています。
そんな彼女ですが、自分に偏見なく接してくれるキャラも登場し、コニュニケーションを取るようにもなります。
そうした出会いが彼女を変えていく展開も期待できそうです。
もともと孤高の存在になっているユミエラが、人との出会いで変わっていくのか、それともブレずい変わらないのか・・どっちに転んでも楽しそうな展開が期待できそうです。
悪役令嬢モノ×バトル要素が好きな人におすすめ
以上、「悪役令嬢レベル99~私は裏ボスですが魔王ではありません~」の紹介でした。
無双度:★★★★★
ハーレム度:★
ギャグ度:★★★
シリアス度:★★★
色気度:★★
バトル度:★★★★
スローライフ度:★★★
隠したいけど無双しちゃったパターンが好きな人にオススメ
孤立気味のクールな主人公が好きな人にオススメ
女の子キャラが無双する作品が好きな人にオススメ