「二度目の勇者は復讐の道を嗤い歩む」は、webサイト「Comic Walker」で掲載されている異世界転生マンガです。
なろう系小説のコミカライズ作品で、復讐をテーマにした冒険バトル漫画です。
Contents
異世界の王女に裏切られた勇者の復讐ストーリー
異世界転生をし、勇者として王国に協力したカイトは、王国側の裏切りにあい、殺されてしまいます。
強い復讐心を抱きながら息絶えたカイトは、ふと気づくと、もう一度転生直後の状態に戻っていました。
実は殺される前の冒険は「チュートリアルモード」であり、それが終わっために転生直後からリスタートしたことを把握します。
一度目の冒険で、王国に復讐することを決意したカイトがその思いをいかんなく発揮していく・・というストーリーです。
トーンが下がらない復讐物語
本作はダークファンタジー色がかなり強く、最初からカイトが王女や兵士を半殺しにする展開から始まります。
だいたい復讐系の物語は、最初こそ復讐に力がはいるものの、その後はトーンダウンして、それ以外の目標や、スローライフ展開になるものです。
しかし本作は、復讐の遂行に力を入れており、いったん王国を抜け出したカイトは、改めて復讐を完遂するために力を蓄えます。
その過程で、同じように復讐心をもつ仲間を引き入れ、復讐心を共有することで絆を深めていきます。
ここまで憎しみのトーンが下がらない作品も珍しく、復讐物のダークファンタジーとしてかなり純度が高い作品になっています。
(出典:「二度目の勇者は復讐の道を嗤い歩む」)
※主人公のカイト。表情が完全にイってます。
また、復讐の描写に特化しているので、カイトの一度目の冒険の詳細や、彼がどのように裏切られたのかが省かれています。
それは物語が進むにつれて明らかになるのなれば、カイトへの共感がさらに進み、物語をさらに楽しむことができそうです。
復讐をテーマにした物語として、今後の展開も楽しみです。
復讐物は現代社会のストレス発散
ここまでのダークファンタジーだと、見る人を選ぶかもしれません。
しかし、好きな人にはたまらない魅力がある漫画になっているでしょう。
現代社会では理不尽なことが多く、辛い仕打ちを受けて、「仕返ししてやりたい」と思ってもそれが叶わないことも多々あります。
また、仕事や家族の中で、人間関係で我慢することが多い人もいるでしょう。
そういう人にとって復讐モノは、ストレスを発散させてくれるデトックス的な効果があります。
本作は、1話目から早々に王女たちを蹂躙する爽快さがあり、またその後もトーンダウンすることなく順調に復讐を進めていきます。
他の復讐物と比べても憎しみの度合いが高いので、このジャンルが好きな人にはオススメしたい作品です。
日ごろの生活でストレスを抱えている人にオススメ
以上、「二度目の勇者は復讐の道を嗤い歩む」の紹介でした。
無双度:★★★
ハーレム度:★
ギャグ度:★
シリアス度:★★★★★
色気度:★★
バトル度:★★★★
スローライフ度:★
純度が高い復讐ダークファンタジーが好きな人にオススメ
現代社会でストレスを抱える人にオススメ