「転生したらスライムだった件」は、「月刊少年シリウス」で連載されている、異世界転生ジャンルのマンガです。
バトルや領土拡張などいろいろなテーマを扱っており、なろう系小説原作のコミカライズ作品です。
Contents
史上最強のスライム誕生!
現代に生きる主人公は、ある日突然トラックに轢かれて死んでしまいます。
そして、明らかに現世とは違う場所へ転生し、自分の姿も人間ではないスライムになってしまいます。
(出典:「転生したらスライムだった件」)
※転生したと思ったらなぜかスライムだった主人公。
そこで、この世界のどんなことでも答えをくれる「大賢者」というシステム(のようなもの)を手に入れ、さらに仲良くなったドラゴンを吸収することになります。
こうして知識武力両方で最強の力を手に入れた主人公が、無双するうちに自分の国が出来上がっていき…という流れのストーリーです。
異世界転生マンガブームの火付け役?
最近流行してる異世界転生ジャンルのマンガですが、私は、「転生したらスライムだった件」がその走りではないかと思います。
本作が人気漫画として取り上げられた頃、他には同じくくらい人気の異世界転生マンガは、ほとんどなかったように思います。
そして、この作品が連載されていくにつれて、同じような異世界転生モノが増えてきた…というのが私の印象です。
私も初めて読んだ異世界転生モノが本作で、異世界転生漫画の醍醐味である「転生」「無双」「ハーレム」の三要素の面白さを実感しました。
流行を作る作品は例外なく良作
他の分野でもそうですが、一つのジャンルを広めるような作品や(作者)は、優れたものが多いです。
「ドラゴンボール」はバトルマンガを広め、「キャプテン翼」はサッカーマンガの礎になっています。
マンガ以外のジャンルでも、「THE BEATLES」は新しいポップスの形を世界中に流行させ、宮崎駿監督は、ジブリ映画という一つのジャンルを作り上げたと思います。
例が壮大になってしまいましたが、最近の異世界転生マンガの流行に大きな影響を与えたのが、「転生したらスライムだった件」ではないかと思います。
異世界転生マンガのエッセンスが詰まっている
実際本作は、異世界転生マンガの色々な魅力がバランスよく詰まっています。
無双な力を手に入れたスライムが、巻き起こる問題を解決していくうちに、彼を慕う部下たちが増え、色んな種族とも協力関係を結ぶ・・というストーリになっています。
その中では、バトル展開もあれば、政治的な駆け引き、領土拡張の政治経済的な要素もある一方、舐めてかかってきた相手を一掃する爽快な展開もあります。
それでいて、主人公を慕う女性キャラのハーレムや、ほのぼのしたスローライフ的なシーンもあり、異世界転生の要素を実にたくさん味わえる良作です。
異世界転生漫画を初めて読む人にオススメ
以上、「転生したらスライムだった件」の紹介でした。
無双度:★★★★
ハーレム度:★★★
ギャグ度:★★★
シリアス度:★★
色気度:★★★
バトル度:★★★★
スローライフ度:★★★
異世界転生漫画を初めて読むひとにオススメ。
また、世界転生まんがの代表的な要素をすべて楽しみたい人にもオススメです。