異世界漫画紹介

「村づくりゲームのNPCが生身の人間としか思えない」ニートが異世界の神として君臨!?

気軽に始めたはずのゲームだけど、キャラクターたちが、明らかに自我を持って生きている・・

「村づくりゲームのNPCが生身の人間としか思えない」は、そんな面白いような不気味なような展開が楽しめる異世界マンガです。

なろう系小説のコミカライズ作品で、webサイト「ヤングエースUP」で連載されています。

Contents

かなり異質な異世界マンガ

異世界(転生)マンガの一つの設定の中に、主人公が神になるというものがあります。

代表的なのは、主人公に神としての力が与えられ、絶対的な武力を持ち、戦闘があれば無双するパターンです。

例えばコチラ↓

異世界で神様になったので、だいたいなんでもできるアイキャッチ画像
「異世界で神様になったので、だいたいなんでもできる!!」陰キャラのはずが万能の太陽神に「異世界で神様になったので、だいたい何でもできる!!」は、マンガアプリ「サイコミ」で連載されている異世界転生マンガです。 神に転生...

 

また、町や村などを生み出す力を持ち、「あつまれ どうぶつの森」のように、自分の世界を作り上げていくパターンのものもあります。

しかし本作は、そのどちらのパターンでもありません。

神も楽な仕事ではない

本作では、主人公があるネットゲームのテストプレイをすることになります。

そして、このゲームには以下のようなルールがあります。

モンスターに襲われ、森に取り残されたキャラクター達が死亡しないように、プレーヤーが神として一日一回信託を下し、彼らに指示を出す。

「奇跡ポイント」を消費することで、彼らを助けるための超常現象やご都合展開を引き起こすことができる。

この奇跡ポイントは、ゲームの中のキャラクターが神(=プレーヤー)に対する信仰を篤くするか、プレイヤーが課金することで増やすことができる。

つまり、課金して奇跡ポイントをたくさん獲得すれば、楽に進められる一方、無課金で進めるためには、信託をうまく使いキャラクター達に信仰させなければなりません。

 

そしてこのゲームの最大の特徴は、タイトルにもある通りで、キャラクターが自由意思で動いているという点です。

村づくりNPCが生身の人間にしか思えない紹介画像
(出典:「村づくりNPCが生身の人間にしか思えない」)
※そりゃそうですよね。

 

主人公がゲームの世界に入り込む展開ならば、異世界のキャラが自我を持つのは自然なことです。

しかし本作では、主人公がゲーム世界の外にいるのに、ゲームのキャラ達が自我を持っています。

つまり、実在するファンタジー異世界に、主人公が一方的にアクセスしていると考えるべき状態なのです。

変わるのはゲームの世界だけでなく主人公自身

このように、神として異世界に関わる主人公ですが、彼自身は現実世界で10年来のニートであり、親といさかい、妹に見下されながら生きています。

辛い境遇にあるゲームキャラを神として励まし助けながら、キャラクター達の努力に感化され、自分自身も社会に復帰するよう努力を始めていきます。

ゲームの世界を主人公がどう変えていくかだけでなく、主人公自身が現実世界でどのように成長していくかという展開も楽しみさせてくれる作品です。

一風変わった「神になる異世界マンガ」が好きな人にオススメ

以上、「村づくりゲームのNPCが生身の人間としか思えない」の紹介でした。

無双度:★★
ハーレム度:★
ギャグ度:★
シリアス度:★★★
色気度:★★★
バトル度:★★
スローライフ度:★★★

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